大腸カメラ
大腸カメラ

大腸カメラとは正式には大腸内視鏡検査もしくは下部消化管内視鏡検査と呼ばれている検査の事で、肛門からスコープを挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(必要に応じて一部小腸末端)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。
検査の際には必要に応じて、色素散布、組織の一部を採取(生検)、大腸ポリープを切除したりします。大腸がんのほとんどは良性の大腸ポリープから発生します。そのため、良性のポリープの時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸内視鏡検査を受けることが有効です。
当院では大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」というイメージや検査に対する不安を解消できるような環境をめざし、1人でも多くの方に定期的に大腸内視鏡検査を受けていただき、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。健康診断で便潜血反応陽性になった方、あるいは日ごろから便や腸などに不安がある方は、お気軽にご相談ください。
富士フイルムのノイズ低減技術と調光・階調制御技術の組み合わせにより、奥まで明るく鮮明でハレーションを抑えた画像での観察が可能です。
また高出力4LED光源を搭載しており、複数のLED光源を高精度に制御し、画像処理を組み合わせることで、目的に応じた多彩な観察モード(白色光・BLI・LCI・ACI)での撮影が可能です。
大腸観察では白色光観察に加え、LCI(Linked Color Imaging)モードでの観察にて、わずかな粘膜の色調の変化から病変を捉えます。腫瘍性病変に対してはBLI(Blue Light Imaging)モードでの拡大内視鏡観察とし、大腸腺腫やがんの鑑別、がんの質的(深達度)診断を行います。
当院では点滴から鎮静剤を投与し、眠ったまま大腸内視鏡検査を受けることが可能です。鎮静剤を使用することで、検査に対しての不安や恐怖心の軽減、検査に伴う強い痛み、お腹の張りや吐き気といった症状を緩和することができます。

鎮静剤を使用した場合、検査後はストレッチャーベッドで寝たままリカバリースペースへ移動し、しっかり覚醒するまで休んでいただきます。
当院では、検査後のお腹の張りによる苦痛を軽減するため、空気に比べて腸管内で速やかに吸収される(空気の100倍以上のスピード)炭酸ガスを用いて検査を行っています。
これにより検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能となります。
当院では検査中に大腸ポリープを発見した場合、必要に応じてその場で切除します。
腫瘍性ポリープには良性の大腸腺腫と悪性の大腸がんがあり、大腸腺腫は大きくなるほどがん化率が高まると考えられています。つまり、発がんリスクのあるポリープを早めに切除することが大腸がんの予防につながります。
当院では、患者様の利便性と身体的負担の軽減を考慮し、胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応しています。1回の食事制限や来院で済むため、お仕事や家事で忙しい方のスケジュール負担を大幅に減らせるのが最大のメリットです。

大腸内視鏡検査は、腸管洗浄液(下剤)によって腸内をきれいにする必要があります。この下剤による前処置が、検査が大変といわれる要因の一つにもなっています。ご自宅での下剤内服に不安がある方に、少しでも安心して検査を受けていただけるよう、院内に下剤内服スペースを設けております。
検査予約
大腸カメラをご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。
(お電話での予約の方は、電話の際に大腸内視鏡検査に関しての注意点をしっかりとご説明させていただきますので、事前受診は必要ありません。)
検査前日
夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
検査当日
常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。
検査
更衣室で荷物を預けた後、内視鏡室で着替えてストレッチャーに横になっていただきます。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます。
(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません。)
※検査時間:15~30分程度
検査後
検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります。
(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません。)
鎮静剤を使用した場合、車などの運転はできませんのでご注意ください。
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