各種内視鏡治療
各種内視鏡治療

当院では大腸ポリペクトミー、大腸EMRなど腫瘍に対する治療から、緊急性の高い内視鏡的止血術や内視鏡的異物除去術まで幅広い治療を行います。
内視鏡的止血術とは消化管出血に対して内視鏡を使用し止血処置を行う手技です。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道静脈瘤、大腸憩室出血、大腸ポリープ切除後出血
末梢静脈確保とモニタリングを行い、必要に応じて鎮静剤を使用しながら、内視鏡にて出血点や露出血管に対し止血処置を行います。
*部位、病変、出血状況により選択、変更します。
治療後はベッドで安静とし、覚醒後に治療内容と今後の治療方針を説明したあとに帰宅してください。なお再出血のリスクが高い患者様に対しては、翌日に止血状態の確認が必要な場合があります。
内視鏡的異物除去術とは内視鏡を使用し消化管異物を摘出する手技です。
適応病変
回収が可能と判断された異物
治療内容
末梢静脈確保とモニタリングを行い、鎮静剤を使用しながら内視鏡検査を行います。異物が確認されれば、粘膜損傷防止のためオーバーチューブ(スコープの外側につける筒)や先端フード(内視鏡先端につけるキャップ)を装着し、把持鉗子や回収ネット、スネアなどを使用し安全に回収します。
治療後対応
検査終了後はベッドで安静とし、覚醒後に治療内容の説明や生活指導を行い同日帰宅いただきます。
適応病変
サイズ10mm未満の大腸腺腫が適応です。
治療内容
スネアをポリープの周囲にかけて通電せずに絞扼・切除します。
メリット
他の手技と比較し後出血や術中穿孔のリスクが低いです。
治療後対応
治療内容の説明と生活指導を行い、同日帰宅いただきます。
適応病変
コールドポリペクトミーの適応のない大腸腺腫や腺腫内がんが適応です。
治療内容
病変の粘膜下層に局注液を注入し、病変を膨隆・挙上させてからスネアをかけて絞扼し、高周波装置を用いて通電・切除します。切除後は後出血や穿孔予防のため全例クリッピングを行います。
メリット
比較的サイズの大きい病変に対して一括切除が可能です。
デメリット
後出血や穿孔のリスクがわずかにあります。サイズや形状によっては切除できない場合があります。
治療後対応
治療内容の説明と生活指導を行い、同日帰宅いただきます。
適応病変
内視鏡的一括切除が必要な早期大腸がんが主な適応です。
治療内容
病変の粘膜下層に局注液を注入し、病変を隆起させてから、高周波ナイフで病変周囲の粘膜を全周性に切開し、粘膜下層を直接視認しながら切開・剥離し病変を切除します。切除後は後出血や穿孔予防のためクリッピングを行います。
メリット
サイズや部位、形状を問わず一括切除が可能です。
デメリット
術中、術後の出血や穿孔のリスクが他の手技と比較し高くなります。
治療後対応
治療内容の説明と生活指導を行い、同日帰宅いただきます。
いいえ、切除時の痛みは通常ありません。
病変により異なりますが、3個から5個がおおよその目安です。
はい、腹圧がかかる激しい仕事以外であれば可能です。
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